労働保険の新規適用について(労働保険に新しく加入する場合)

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労働者を一人でも雇うことになれば労働保険に加入しなければなりません。
但し、その際に正しい事業(業種)で加入することが大切です。

例えば、遺品の整理、廃棄をする事業の場合

1.遺品の整理も行うが、機械を使って室内の清掃を行うなど清掃が主体の事業の場合
  →93ビルメンテナンス業 1000分の5.5
(←まず9101清掃業 1000分の12【平成30年4月1日からは1000分の13】にはならないと
思いますが、職員によっては清掃業と判断される可能性はあります。)

2.手作業で遺品の整理を行うことが主体の事業の場合
  →94その他の事業の中の9416前各項に該当しない事業 1000分の3

※2人(月額賃金160,000円)の労働者を雇う(雇っている)場合  

1.の場合の年間の労災保険料は
  160,000円×2人×12ヶ月×5.5/1000=21,120円

2.の場合の年間の労災保険料は
  160,000円×2人×12ヶ月×3/1000=11,520円

※監督署の新規適用係の窓口で「遺品の整理、廃棄を行い、室内の清掃も行います。」と言えば、
まず、「そうですか、それは93ビルメンテナンス業ですね 労災保険料率は1000分の5.5になります。」
と処理されることになるでしょう。
事業の内容は会社の名前等で判断されるのではなくて、行う事業の実態で判断されなければなりません。
適用の窓口で事業の内容はよく説明する必要があります。
専門家の方でも労災保険の事業(業種)については、よく理解されていない場合があるのでご注意下さい。

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きむら社会保険労務士事務所
http://www.sr-kimura.com/

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